マゾと虐待の境い目

マゾと虐待の境い目の基準は、何になるのだろう?
検索してみても、出ない。
虐待と躾の境い目 というのと、猫について、猫を投げるのはどこからが虐待か、猫はマゾである とか そんなのなら出た。

昔、コリン=ウィルソンという作家が、究極に相性が良い組み合わせとして、サドとマゾというのを挙げていたのを、読んだ事はあったような気はするが
実際、そういう組み合わせはサドの人が一方的に得するような気もする。
そう思うのは、自分がどちらかというとサド的な傾向でもあるからだろうか?少なくともサド的な傾向がある人と相性は良くないだろうなと思う。

何の話かというと、ネットでの事で、はてなで見てしまったブログで、ブクマが41も付いていて、コメントが0で、マゾ的嗜好と実際に痣ができる暴力を振るってもらう事を、お願いしてやってもらっているというプログラマの女性が書いているものについての話です。

こういうところに、何か書くのは、はてな村民の中では、無粋な事になるのかもしれないけど、つい書いてしまった。
一応考えてから書いたはずなのに、またそそっかしくも、少し書き間違えて消せなかったので、訂正を書いたりしてた。
「一概に悪いとも変だとも言えない事だと思います」と書こうとして「一概に悪いとも変だとも思います」と書いてしまった。
一度書いて何かを消して、消しすぎたからそうなったのだと思う。

警告として、自分にネットで関わろうとしてきた人のトゥゲッタも、載せておいた。その人もブクマしていた。
よく考えたら警告になってないか関係なかったかもしれない。

むしろその女の人も似てない事もないので、うまく行くかもしれない。
似てない事もないというのは、アプローチの仕方が無茶苦茶なところが似てない事もないなあと思ったからだが、意図や状態が違うかもしれない。

悪い事をしているわけじゃなくても、ちょっと問題ではないかと思ったのは、実際に暴力で苦しんでいる人たちも居て、そういう人たちの心理は、男女ともに自分が悪い、自分に非があったから、自分が耐えていれば、というようにひたすら自分を責める傾向にあるそうだから、見ると影響されてしまうのではないかという危惧があるからだった。
男女ともにというのは、女性から男性への暴力もあり、被害男性は同じように、自分が悪いと考えるそうだから。

この女性の場合、経済的に自立しプログラマとして生計を立てて、夫を養っている状態らしいので、一般的な女性のDV被害者の置かれた状況よりDVの被害に遭う男性の方に近いのではないかと思ったので、男性被害者の心理についても書いてみた。

でも、更に違うのは、自分から暴力をお願いしているところだ。
錯誤を起こして事実を取り違えているのかもしれないが。

または全然違って
創作かもしれない、男性のファンタジーかもしれない

ツイッタに本人さんも、そのブログに夫と別れるからあなたに物の様に扱って欲しいとか暴力のお願いのような事とかを書かれてた人もいて、お願いされてる方がフォローされている。
そして、その人は、#ギークハウスの呪いと、私が前に使ったハッシュタグを使っていた。 ふざけてなんだろうけど。

なんで、ここでまた、ギークハウス・・・?ってさすがに気味が悪くなってきた。

この女の人の心理は、よくわからない。
わからないなりに、想像すると、ものすごく自分を客観的に見られたり、周囲の事がよくわかる人なのだろうと思う。
愛情を求めて拒まれた場合の、心の防波堤のような意味で、先回りして妙な事をしているのではないかと思った。
これくらいしか考えられない。

ものの本を読んだり調べたりしたら、おそらくこういう心理も何かの名前が付けてあるかも知れない。
だけど、それもラベリングというレッテル貼りに過ぎない。

考えてみれば、よく出来たブログだなと思った。
江戸時代の、歌舞伎や充瑠璃の心中物を取り締まった幕府に対抗したくなる心理みたいだなとも思った。
だって、考えてみたら、この女の人は、何も悪い事はしていない。
しかし、ブクマタグでも「キチガイ」という指摘がされていたように、一般に広く受け入れられる考え方かと問われれば、自分の浅はかかもしれない常識というものの捉え方の中では、肯定されがたいのではないか?と思ってしまう。

本人さんも十分わかってらっしゃるようで、ネットの友人たちにもわからないようなアカウントを作ったとツイッタに書いてらっしゃった。

増田で少し前に見た結婚圧力派vs元増田 みたいな、当たり前と思われてることも、改めて考えてみれば、こんなにも疑問になるような事が沸きだしてくるものなのだなという発見ができる文章、みたいな面もあるのではないかと思ったが
増田で聞いてみるにも、差しさわりが色々とありそうな気もするので、できなかった。

真面目なDVに取り組む活動をしている人で、ツイッタをやってらっしゃる方がいたので、伺ってみようかと思ったが、嫌がられて怒られそうな気もしたので、これもちょっと保留にした。
聞いてみたとしても、ネットで匿名で書いているだけでは事実確認も取れないし、マゾであれば本人さんの自由なので、余計なお世話だし
でも、架空の児童虐待ブログでも物議を醸し出していた事があったので(架空と本人が言い張っただけで実際は不明だが) 創作でも、DVに関しての人の意識への影響を考えると、問題かもしれない。
だから、自分は過去に虐待などの何か問題があったわけではなく、ただやりたくてやっているマゾです、とか 弱者への暴力や家庭内での暴力を肯定するものではありません、とか書いてもらった方が良いかもしれないとも思った。
しかし、もしかして、この方が被虐待者の場合を考えると、無神経かもしれないと思い、これも保留にした。



結局、これに関して、全然結論らしいことは、わからないまま
何だか、余計過ぎる事を、書き込んできただけのような気がする。
元々結論なんて無いに等しい事なのかもしれない。

そりゃ、ツイッタでポケモンbotをフォローして喜んでいるx十x歳にはわからないって。。。

余談だけど、ずっと昔電話相談で色々話したら、何を思ったか、自分なら書くなあとか、本にする事を考えたら、みたいな事を綺麗な声の人に言われ、冗談じゃない、と思い、その当時既にそういう人が居たけど、大変そうだったし、やっぱり生産的じゃないものを売らされるのは、後々大変だし、それに、作家になる人って、ある程度売ったら、編集者として出版社に雇ってくれるわけでもないのに、よくやるなあと思って、ある程度売ったら少年ジャンプ編集部にでも入れてくれるんならいいけど、と自分なら思うのに、なぜ作家になんてなろうと思うんだろう?と思った事もあったな。
自分の文章力では難しいだろうけどw